春の終わりと夏の訪れを告げる象徴的な昆虫ですね。秋月では5月下旬から6月上旬にかけて特に多く出現します。この時期、夜になるとホタルの光が川辺を美しく彩り、多くの観光客や地元の人々がその幻想的な光景を楽しみに訪れます。幼虫はおもに巻貝であるカワニナを餌として育ちますが、幼虫や蛹も腹部が光ります。
よく似たヘイケボタルは6~8月と出現期間が長く、より小さい、光が弱く同調発光しない、前の胸の背中の黒い帯が太い、などの違いから区別できます。今のところ、秋月でヘイケボタルをの確認はありませんが、おそらくどこかにひっそりと生息しているものと思われます。