
きれいな水と砂地を好む淡水「魚」です。実はいわゆる「魚類」とは異なる「円口類」に属している原始的な生物です。しかし便宜上、魚の仲間に加えられることが多く、魚の図鑑でも扱われることが普通です。体側に穴状の鰓が7つあり、本物の眼と加えて、眼が八つあるようにみえることから「ヤツメウナギ」の名がついています。
幼生は「アンモシーテス」と呼ばれ、眼が開いておらず、ヒレも発達していません。ミミズのような姿で、水中のきれいな泥の中で暮らしています。またミナミスナヤツメは、成魚になると消化管は糸状に退化し、餌を取らないとされます。変わった生態をしていますね、、、確かに魚類ではないのでしょう。

ヤツメウナギ類のうち、一生を淡水域で過ごす小型の種類は長らく「スナヤツメ」1種とされてきましたが、最近の研究で少なくとも日本には3種類いることがわかりました。このうち九州に分布するものはミナミスナヤツメです。その他、東海地方以北と北海道にはキタスナヤツメ、北海道の一部にウチワスナヤツメが分布します。これらとの違いについてはこちらを御覧ください。

