
ゲンゴロウ類の中でも特に分布が広いのが、このハイイロゲンゴロウです。日本国内では北海道から沖縄県、国外では東アジア~ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアに至る地域で記録されています。生態的にはいわゆる「パイオニア」と呼ばれる性質を持っており、よく飛翔して分布を広げ、新しくできた水たまりなどで大量発生することがあります。筑後川流域でも広く普通にみられます。
体長は1.5cmほどの中型の種類で、背面は名前の通り「灰色」です。特に春から秋にかけては、水温が高いため池や水田などで、くるくるとせわしなく泳ぐ様子が目につきます。国内には他に似た種はいません。

