オオアメンボ

オオアメンボ(上)とコセアカアメンボ(下)(佐賀県)

アメンボ類の各種は、筑後川流域に複数種分布しますが、ここではもっとも大きなオオアメンボを代表選手として紹介します。アメンボ類の中でも飛び抜けて大きく、遠くから見ても一目でオオアメンボだとわかります。水面上の捕食者として、特に落下した陸生昆虫を捕食します。山間の溜池や上流域の川の淀みなどに生息し、大きな水場の開放水面を好みます。

オオアメンボ
手のひらに乗せるとその大きさがよくわかる。(熊本県産)

その他の中型アメンボ類としては、おもに、アメンボ(ナミアメンボ)、ヒメアメンボ、コセアカアメンボ、ヤスマツアメンボ、エサキアメンボ、シマアメンボなどが筑後川流域に分布すると思われますが、各種の詳しい生息状況は調べられていません。

アメンボ(ミナミメダカを捕食)。山地から平地まであらゆる水域に生息。(熊本県)
ヒメアメンボ。小さな水たまりに多い(福岡県)
コセアカアメンボ。樹林内の薄暗い水たまりに多い。(沖縄県)
ヤスマツアメンボ(コセアカアメンボによく似ている)。山間のため池や水たまりに生息する。(熊本県)
エサキアメンボ。抽水植物が豊富なため池や水路に生息する。
シマアメンボ。渓流の流れのある環境に生息する。(福岡県)
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