カワニナ

カワニナ

カワニナは、ゲンジボタルの幼虫の食べ物として有名ですね。実際にカワニナの多い場所ではゲンジボタルも多い傾向にあります。「ニナ」は細長い巻き貝の総称で、川にいるニナのため、カワニナと呼ばれます。実際、海には「ウミニナ」がいます(ただしカワニナとはあまり近縁ではありません)。

カワニナは主に石についた藻類や、水底に沈んだ落ち葉などを食べますが、時には魚の死肉なども食べる雑食性です。環境の変化には比較的強く、コンクリート水路などでも富栄養化すると大量発生することがあります。秋月でも普通にみられる貝です。

最近になって遺伝子や形態の研究が進み、各地で固有のカワニナの新種が発見されています。ホタルの餌としてカワニナを放流することがありますが、こうしたことをするとまだみつかっていない「新種のカワニナ」が人知れず絶滅してしまうかもしれません。別の川から持ってきたカワニナを放流することはやめましょう。

カワニナ
カワニナ、先端は破損している個体が多い(大分県産)
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